大腸の構成

大腸は全長約1.5mの管で、盲腸結腸直腸の3つの部分に大きく分かれます。

結腸はさらに、上行結腸→ 横行結腸 →下行結腸→ S状結腸の順に血液の流れのように四角く走っています。

大腸のはたらき

大腸の主な役割は、内容物からの水分の吸収と、便の形成・排泄です。

大腸内には多くの腸内細菌が棲んでおり、食物繊維を分解したり、ビタミンKなどを合成したりしています。

大腸の障害と症状

大腸の機能がうまく働かないと、以下のような排便障害が起こります。

  • 下痢:腸の動きが速すぎたり、水分の吸収が不十分だと下痢になります。
  • 便秘:腸の動きが鈍くなり、水分を吸収しすぎると便が硬くなって便秘になります。
  • S状結腸がん:大腸がんの中で最も発生頻度が高いのは、直腸とS状結腸です。

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Q. 盲腸の端っこについている、炎症を起こしやすい突起の名前は?
A. 虫垂(ちゅうすい)
。「盲腸になった」とよく言われる病気の正式名称は「虫垂炎」だよ。

Q. 大腸に「絨毛(じゅうもう)」はある?
A. ない。絨毛は栄養を吸収する「小腸」だけの特徴です。

Q. 便意を感じるのはどこに便が到達したとき?
A. 直腸。ここに便が入ると、脳にサインが送られる「排便反射」が起こります。