三大栄養素と消化酵素
食べたものは、特定の消化酵素によって、吸収できる大きさまで分解されます。
- 炭水化物(糖質): 唾液や膵液のアミラーゼにより、最終的に単糖類(ブドウ糖など)になります。
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タンパク質: 胃液の
ペプシンや膵液のトリプシンにより、最終的にアミノ酸になります。 - 脂質(脂肪): 膵液のリパーゼにより、脂肪酸とモノグリセリドになります。
消化器系の障害と人体への影響
消化器のはたらきが滞ると、全身にさまざまな影響が出ます。
- 吸収不良: 小腸での吸収がうまくいかないと、低栄養や体重減少、貧血などが起こります。
- 通過障害(イレウス): 腸が詰まると、激しい腹痛や嘔吐、排便の停止が起こります。
- 解毒不全: 肝臓が働かなくなると、有害なアンモニアが脳に回り、意識障害(肝性脳症)を引き起こします。
💡試験対策チェック!
Q. 胃液に含まれる、タンパク質分解の第一走者は?
A. ペプシン。強酸性の胃液の中で元気に働く、パワフルな酵素です!
Q. 脂質を分解する「リパーゼ」はどこから出る?
A. 膵臓
。膵臓は「最強の消化工場」と呼ばれていて、全部の栄養素を分解する酵素を揃えています。
Q. 消化活動を活発にするのは、交感神経?副交感神経?
A. 副交感神経。リラックスして「休んでいる時」に、胃腸は一生懸命動きます。