腎臓の構造
腎臓の構造と機能の最小単位をネフロン(腎単位)といい、左右の腎臓合わせて約200万個存在します。
ネフロンは、毛細血管が球状に集まった糸球体と、それを包むボーマン嚢、そしてそれに続く尿細管で構成されています。
機能不全による障害
- 老廃物の排泄:血液をろ過してゴミを尿として捨てます。(機能不全→毒素が溜まる尿毒症の原因に)
- 水分・電解質の調節:体内の水分量や塩分を一定に保ちます。(機能不全→排出できない水分が溜まり、浮腫(むくみ)や高血圧が発生)
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造血ホルモンの分泌:赤血球を作るよう促す
エリスロポエチンを分泌します。(機能不全→赤血球が作れず、腎性貧血が発生) - 血圧の調節:血圧を上げる酵素であるレニンを分泌し、血圧をコントロールします。
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Q. 腎臓で「再吸収(必要なものを回収)」が行われる場所は?
A.
尿細管
。糸球体で一度ザルにかけられた「原尿」から、体に必要なものをもう一度戻す大事な場所です。
Q. 腎臓が悪くなると、なぜ「貧血」になるの?
A. 赤血球を作れという命令を出す
エリスロポエチン
が足りなくなるから。これを「腎性貧血」と呼ぶ。
Q. 腎臓がビタミンに関連して行っていることは?
A.
ビタミンD
の活性化。これによってカルシウムの吸収を助けています。腎臓が悪いと骨が弱くなることもあります。