神経細胞(ニューロン)

神経系を構成する最小単位を「神経細胞(ニューロン)」と呼びます。

  • 樹状突起: 他の細胞からの情報を受け取るアンテナのような突起です。
  • 軸索: 情報を遠くへ伝えるための長い突起です。
  • 髄鞘: 軸索を包む絶縁体。これがあることで、情報をジャンプして速く伝える跳躍伝導が可能になります。

情報はどうやって伝わる

情報の伝わり方には、場所によって2種類の呼び方があります。

  • 伝導: 1つの神経細胞内を「電気」として流れること。
  • 伝達: 神経細胞同士のつなぎ目であるシナプスを介して、次の細胞へ情報を渡すこと。

※シナプスでは、電気は通れないので神経伝達物質(バトン)を使って情報を渡します。

興奮伝導の3原則

神経の興奮が伝わる時には、決まったルールがあります。

  1. 絶縁性伝導:隣の神経に漏れ出さない。
  2. 不減衰伝導:途中で弱まらない。
  3. 両方向性伝導:刺激された場所から左右両方に伝わる。

試験対策チェック!

Q. 情報を速く伝える「跳躍伝導」ができるのは、何という膜のおかげ?
A. 髄鞘。これがある神経(有髄神経)は、ない神経(無髄神経)より圧倒的に速いんだ!

Q. 神経細胞同士の隙間「シナプス」で活躍する物質の例は?
A. アセチルコリン、ノルアドレナリン、ドーパミンなど。これが不足すると、パーキンソン病などの原因になります。

Q. 伝導の3原則、全部言えるかな?
A. 絶縁性、不減衰、両方向性。「弱まらず、混ざらず、両方へ」とイメージして覚えよう!