三大栄養素の代謝と働き
摂取した栄養素は、体内で分解・合成(代謝)され、エネルギーや体の組織になります。
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糖質: 最小単位の
グルコース(ブドウ糖)に分解され、脳や体の主要なエネルギー源になります。 - 脂質: 1gあたり9kcalと高いエネルギーを持ち、細胞膜やホルモンの材料にもなります。
- タンパク質: アミノ酸に分解され、筋肉や内臓、酵素(こうそ)などの材料になります。
健康維持と病気の予防・治療
栄養バランスの乱れは、生活習慣病に直結します。
- 糖尿病: インスリンが不足し、血液中の糖(血糖)が高くなる病気です。食物繊維は糖の吸収を緩やかにしてくれます。
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高血圧:
ナトリウム(食塩)の摂りすぎが主な原因です。カリウムは、その排出を助けてくれます。 - 脂質異常症: 悪玉コレステロールが増えすぎると、動脈硬化のリスクが高まり、心筋梗塞などの原因になります。
代謝を助けるサポーター
エネルギー代謝をスムーズに進めるためには、潤滑油としてのビタミンB群やミネラルが欠かせません。
💡試験対策チェック!
Q. 脳が唯一、直接的なエネルギー源として利用できる栄養素は何ですか?
A. グルコース(ブドウ糖)です。そのため、血糖値が下がりすぎると脳の機能に影響が出ます。
Q. 食物繊維は体内で消化・吸収されますか?
A. ほとんどされません。しかし、整腸作用や血糖値の急上昇を抑えるなど、生活習慣病の予防にとても役立ちます。
Q. 食べたものがエネルギーに変わる過程(代謝)で、潤滑油として働くのは何ですか?
A. ビタミンB群です。特にB1は糖質の代謝に、B2は脂質の代謝に深く関わっています。